ＯＴベストとは
衝撃吸収ベスト「OTベスト」が生まれた背景
建設業における事故は非常に多く、死亡者数は年間300～400人にも達し、これは全産業の約3割を占めるほどになります。
さらに平成24年に入ってからは、全産業・建設業とも前年同期を上回っており、特に建設業での死亡者数は、前年比約20％増加という憂慮すべき状況にあります。
これを受け、従来のヘルメットや安全靴等の安全用具では防護ができなかった胸部、腹部、肩、背中をガードする商品を開発し、事故・怪我の軽減を図ることを目的に、衝撃吸収ベスト「OTベスト」の開発を進めて来ました。
衝撃吸収ベスト「OTベスト」は弊社が20年近く携わっている解体工事の現場から学んだノウハウを基に、作業の効率性と衝撃吸収を両立するために試行錯誤を繰り返して生まれた商品です。
OTベストの特徴
効果的な衝撃緩和素材
衝撃吸収ベスト「OTベスト」は、作業中に想定される万が一の時に、効果的に衝撃を緩和する素材を厳選して使用しています。
| 高反発素材 | 化学架橋剤で架橋した発泡ポリエチレンフォーム 【用途例】精密機器ケース、キャッチャー用プロテクター、サッカー用レガース、スポーツシューズ用インソール、体験用マット |
|---|---|
| 低反発素材 | 低反発ウレタンフォーム 【用途例】寝具のマットレス、運動用着地マット、ヘルメット内張り |
もちろん使用される環境によって想定される安全性は変わってきます。お客様の環境に合わせて、厳選した数種類の素材を選ぶことも可能です。（要問合せ） また、廃棄時に焼却しても有害物質の発生しない人や環境にも優しい素材を使用しています。
この二つの素材を選んだ理由とは
安全性向上のために
現場での作業性と安全性を両立させることは、とても難しいことです。 作業内容はもちろんですが、使用される各人によって求める効果は変わってきます。 どのような作業においても、高い衝撃緩和と作業性を考慮し、使用される方にストレスを与えない様、工夫した構造となっています。